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みちのく震録伝では,震災を後世に伝え残すために防災観光を推進しております.
- 防災観光の魅力とは
東北地方では、過去に地震や津波、台風などの自然災害を数多く経験してきました。
2011年 3月11日東日本大震災では死者2万におよぶ尊い命が犠牲となりましたが、過去の災害経験がなければ、更に多くの犠牲者を出していた可能性があります。東北の各地域では、今後起こる可能性がある災害にそなえるため、過去の災害経験を次の世代や全世界に伝えるべく、防災学習の取組みを積極的に実施しています。
防災学習は、災害の恐ろしさを伝えるだけでなく、過去の災害経験から培ってきた災害への対応や対策、復旧技術、防災のための最先端の技術開発や単なる復元にとどまらない創造的復興に向けたまちづくりを学ぶことができます。併せて、周辺の観光の魅力を知ることで、地域の豊かな自然、歴史、産業への理解が深まり、防災学習をよりわかりやすく効果的なものにします。
[防災]+[観光]を体験することで、災害に対する経験や知識、考え方を深めることができ、どのような災害が起こっても臨機応変に対応できる人材を育成できると考えております。