- 宮城県多賀城市「史都・多賀城 防災・減災アーカイブス たがじょう見聞憶」
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多賀城は、古代奈良時代から平安時代にかけて、東北の中心地であった場所で、特別史跡多賀城跡や多賀城碑をはじめとする数多くの歴史的遺産があります。
この歴史に彩られたまち「史都・多賀城」を東日本大震災による津波が襲い、市域の約3分の1が浸水し、188名もの尊い命が失われ、家屋等にも甚大な被害が生じました。
この経験を後世へ、千年先までも伝えていくことが、古くは貞観地震をも経験した悠久の歴史のまちとしての使命であると考えており、この度、東北大学災害科学国際研究所と連携して「史都・多賀城 防災・減災アーカイブス たがじょう見聞憶 伝えよう千年後の未来へ。」を立ち上げました。
災害時に市内で何が起きていたか、発災後から現在までの写真や映像の他、多賀城市民をはじめ、復興を応援してくださった方々へのインタビュー、復興事業の進捗、過去に多賀城を襲った災害史などについても掲載します。
大災害を経験した「減災都市 多賀城」が、「たがじょう見聞憶」を全国へ向けて公開し、多くの方々に減災の取り組みの一助として活用されることを願っています。
多賀城市長 菊地 健次郎
みちのく震録伝は,2012年度から多賀城市と連携協力をし,震災記録の収集から整理,サイトの設計までを監修を行い,2014年3月に被災地自体では初の震災デジタルアーカイブが公開されました.みちのく震録伝は,学術の立場から自治体の支援を行っております.