2017年度も前年同様、被災三県から合計7名の証言を取り上げ、2017年3月4日(土)白河文化交流館コミネスにおいて、加川広重氏の巨大水彩画4作目の「飯舘村」を背景に、竹下景子さんの朗読と地元音楽家の演奏を行いました。今回が初の福島県開催でしたが、例年同様、約1000名の入場者がありました。
震災後6年が経過し、福島県における避難指示が解除される市町村の方々に話を伺い、詩にしたものを、竹下景子さんが朗読しました。
時の経過とともに遠方では徐々に記憶が薄れていきます。しかし、復興にはまだまだ遠い現状の東北に心を寄せ続け、また次の災害に備えるため、教訓や思いを伝承するこの「かたりつぎ」はますます意味のある催事となっていきます。今後もしっかりと取材をしながら事業継続に努力して参ります。