- いちのせき防災フォトロゲイニングとは
「いちのせき防災フォトロゲイニング」は、地図をもとに、時間内にチェックポイントを回り得点を集める『フォトロゲイニング』という競技を活用し、一関の指定された災害の記録・遺構や防災施設を回りながら、楽しく防災や災害に関する地域特性を学んでもらうイベントです。私たちが住んでいる一関市は、北上川流域と海面との高低差が10m程しかなく、狐禅寺の狭窄部で北上川の川幅が極端に狭くなるため、降り続いた雨水などが北上川を通じて捌けるのに時間を要するという特徴があり、県内でも水害の多い街と言われています。
特にも昭和22年のカスリン台風、同23年のアイオン台風では、当市は2年連続で恐ろしい大水害に見舞われ多くの尊い命が奪われました。
そこで私たちは、当時の記憶を風化させず後世に伝えるため、参加者が日頃慣れ親しんだ街の風景に溶け込んでいる「災害の記録・遣構」や「水害を防ぐために施されたハード(対策施設)」などを宝探しのように楽しみながら見つけ、学んでもらうことで市民の防災力向上に繋げてもらいたいという願いを込め『いちロゲ!』を企画しました。
岩手県内で初めてのフォトロゲイニングが、このー関市において、そして「防災」をテーマとしたもので開催されます。
ぜひ、ふるってご参加ください。いちのせき防災フォトロゲ実行委員会 - みちのく震録伝の関わり
みちのく震録伝は,大会の運営やコース設定などの監修及び自然災害アーカイブとして協力をさせていただいております.